いびきの原因と治し方

現在、日本人のいびき人口は2000万人ともいわれています。
いびきは周囲に迷惑をかけるだけでなく、疲労やストレス、病気が潜んでいる可能性もあります。
私は約10年、看護師として病棟勤務をしていました。
その中でいびきに悩む患者さんの相談にのったり、いびきの原因が病気だと判明した方の治療に関わってきました。
そんな私の経験と新たに調べた知識をもとに、今回はいびき原因と解消法についてまとめてみました。

旦那さんのいびきに悩んでいた中村さんへの特別インタビュー記事

 

いびきのメカニズム

いびきのメカニズム
まずは、いびきのメカニズムから説明します。
人間は呼吸をする時に、鼻から喉にかけて空気が通ります。その空気の通り道を上気道といいます。
その上気道が何らかの原因によって狭くなり、その狭い上気道の中で空気が振動し、大きな音になって出るのがいびきの正体です。

 

そんないびきをかく原因は主に8つあります。

 

 

 

いびきの原因8つ

いびきの原因と治し方@看護師が教えるいびき解消法まとめ
いびきの原因について、それぞれ解説していきます。

肥満

肥満体型の人は体の様々な部分に脂肪がついており、喉のパーツに関しても、脂肪がついている場合があります。
その脂肪が上気道を圧迫することでいびきが出ます。特に首回りが太い方や、二十顎の方は要注意といえます。

鼻詰まり

風邪を引いた時や、花粉症の時に鼻詰まりに悩まされることがありますよね。
この鼻詰まりが上気道を狭くましてしまい、いびきの原因となることがあります。

口呼吸

口呼吸をしている人は舌の筋肉が衰えていることが多く、その結果、寝ている時に喉の奥まで舌が入り込み、上気道を狭くしてしまいます。

仰向けで寝る

仰向けで寝た場合、他の姿勢に比べて舌が喉の奥まで落ち込んでしまい、上気道を狭くしてしまいます。

ストレス・過労

人は疲れやストレスを過剰に感じた場合、いつも以上に酸素を取り込もうとします。そのためいびきをかきやすくなってしまうのです。

アルコールの摂取

お酒を飲むことにより、舌が緩み、鼻腔が腫れやすくなるため、上気道を圧迫してしまいます。

老化

老化に伴い舌の筋肉も衰えてしまい、いきびをかきやすくなります。
また閉経後の女性の場合には、女性ホルモンの低下により舌の筋肉が衰え、いびきをかいてしまうこともあります。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群と言う病気は、眠っている時に呼吸が一時的に止まってしまう病気です。
医学的には、10秒以上の無呼吸が一晩に30回以上、若しくは1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸となります。。
呼吸が止まってしまう分、そのあと多くの空気を吸い込もうとするため、大きないびきをかいてしまいます。
寝ている間の無呼吸に気づかない方も多く、潜在的な睡眠時無呼吸症候群患者が多くいるといるといわれています。
この病気が深刻なことは、無呼吸によって朝起きたあとも、眠気があり疲労の蓄積や居眠りにつながり、
時に重大な事故につながる可能性があることです。
無呼吸の原因は様々ですが、無呼吸をそのままにしておくと高血圧や心疾患などを合併する可能性もあります。
そのため早めの治療が重要といえます。

 

このようにいびきの原因は様々ですが、改善方法もあります。

いびき改善方法8つ

いびきの原因と治し方@看護師が教えるいびき解消法まとめ
いびきの改善方法について、それぞれ解説していきます。

ダイエット

肥満の方は減量することにより、全身の脂肪の減り、いびきが改善される可能性があります。
また首回りの筋力を重点的に鍛えるエクササイズなどもありますので、実践してみてはどうでしょうか。

横向きで寝る

仰向けに比べて横向きは舌が落ち込みづらく、いびきをかきにくくなる場合があります。
誰でもすぐに始めることができる改善法の1つです。

口呼吸を直す

現在ドラッグストアなどで、寝る時に上唇と下唇を止めるテープが売られています。
それを使うことで口が開かなくなり、口呼吸を直すことができます。
また口呼吸は舌の筋肉の衰えが原因のため、固い物を食べるなど筋力を鍛えることも重要です。

枕を変更する

枕は特にいびきに関係している場合があり、枕の高さによって上気道が狭くなる場合もあります。
自分に適した枕の高さを知るためには、まずバスタオルを枕の下に敷き、枕を高くした状態から寝ます。
そこから徐々に枕を低くしていき、いびきが改善された高さがベストの高さといえます。

寝る前の飲酒は避ける

お酒をやめるのではなく、就寝前のお酒を控え、お酒を飲む量を減らすだけでも違いがあります。
呂律が回らなくなるほど飲んでしまっている方も場合には、お酒の量を「酔ったかな。」と思える程度の量に減らしてみましょう。

いびきグッズを使用する

口呼吸を直すグッズ以外にも、鼻腔を拡張するグッズや、マウスピースなど様々な商品が売られています。
それを試してみるのも良いかもしれません。
ブリーズライトなどのいびき解消グッズの特徴やメリットデメリットを以下のページでまとめています。

ブリーズライトの効果とは?いびきグッズのメリットデメリットを紹介

医療器材を使用する

睡眠時無呼吸症候群の方の場合には、鼻マスク(CPAP)を寝ている時に装着します。
このマスクから空気を送り込まれることで気道を広げ、いびきを予防することができます。
そのためには医師の診断が必要であるため、医者へ受診する必要があります。

薬で抑える

現在はいびきを防止するサプリメントや鼻の粘膜の乾燥を防止するスプレーなどが売られています。
このように様々な改善方法がありますが、脂肪を落とすことや、筋肉を鍛える方法の場合、すぐに効果が出るわけではありません。
そのため薬と併用することで、より早くいびきを改善できる場合があります。

 

また外出の際に、わざわざいびきグッズを持っていくのもためらわれますよね。
そんな時にはサプリメントを試してみるのも良いかもしれません。

 

いびきサプリ3選

寝る体勢の変更やいびきグッズなどの、いびき対処法に加えて、いびき体質を改善するのにいびきサプリが人気になっています。
薬ではないので、もちろん即効性はありませんが、ゆっくりとあなたの悩みを解決する手助けになるはずです

 

いぶきの実の特徴は、狭くなった上気道に働きかける還元型コエンザイムQ10が配合されていることです。
そしてコエンザイムQ10の働きを最大限に発揮してくれる、えごまオイルも配合されています。
また癒し成分であるギャバやラフマも配合しているので、ストレスにも働きかけます。
満足度91.3%と高い評価も出ており、いぶきの実を飲むことで、いびきを改善された方が多数いらっしゃいます。
初回は1日わずか83円で、10日間の安心返金保障もついているので、気軽に試すこともできます。
いぶきの実

 

しずかなおやすみ

特許取得をした活性化コエンザイムQ10を配合することで、喉の周りの筋肉や血流に働きかけ、いびきを改善させる効果があります。
約70%の方がサプリの効果を実感しています。初回定期価格では、通常よりお安く購入することも可能です。
しずかなおやすみ

 

サイレントナイト(Silent Night)

気道の筋肉に働きかけるリンゴ酸マグネシウムやコエンザイムQ10を配合しています。
こちらも多くの方から愛用されており、初回モニター限定価格もありますので、通常より安く購入することができます。
このように体の中からいびきを解消する方法もありまので、ぜひ1度試してみてはどうでしょうか。
サイレントナイト